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過去の哲学Ⅰ(社会科学)

社会科学は「こうあるべき」と言い始めると哲学になる。
科学というのは、対象を客観的にみて法則を見出すものであるが、
社会科学などは人間の希望や欲望に左右されて、
「こうあるべき」という気持ちが科学に侵入してくる。

そうなると、客観的な事実に基づく法則ではなくなってしまう。
それでは、もう科学ではなく思想(哲学)になってしまうのである。

「思想」は人生や社会についての一つのまとまった考え・意見と辞書にはあるが、
例えばある思想は「こうあるべき」を超えて「こうあるはずだ」と、
そうでない思想と争う形になって、時には戦争にまで発展することがある。

社会科学も事実を観察することに重点を置いた科学にもどって、
客観的に研究する姿勢が必要と思う。

なかなか自分の気持ちを抑えるのは難しいが、
どうすれば、科学的であり得るか。その方法の検討が必要である。
厳密に科学であることを目指すべきではないかと思う。

もちろん「こうあるべき」と思う思想は一つの価値観なので、
あっていいと思うが、それは科学的な土台の上にあるべきである。
ところが、社会科学の特に経済学ではその土台がアイマイなのである。

人間は自然と違って法則の先を読むというか、
その法則を利用して自分にとってよりよいように法則を裏切って行動してしまう。
そこに「こうあるべき」「こうあるはずだ」の思想が入り込むのである。


過去の哲学Ⅱへつづく、
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