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「美味しい」

以前、旅番組などで案内役が
料理の感想でどの旅でも盛んに
「美味しい」「美味しい」と言っているので、
「そんな訳がない、不味いこともあるはず」
と記事にしたことがあります。

確かにそうなのですが、考えてみれば
私の言うそれは一個人の価値観についてですので、
それを放送するのが良いか悪いか
という視点が欠けていました。


テレビを見ている人たちも
いろいろの価値観の人があるし、
案内役が変わったらどう思うかとか、
第一その旅館の料理人は
「美味しい」と思っているわけですので、
それを無視して放送するのもどうかと、
今思っています。


テレビなどの公共のメディアが
好みの問題について報道するときは、
どういう表現が正確な表現なのか
もう少し工夫が必要ではないかと思います。

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知識のみなもと Ⅲ

理論物理学は別ですが物理学は、
現実の物理現象を観察して、
そこにある法則を発見するものです。

「知識のみなもとⅠ」で述べた他の人の理論を
どれだけ参考にしたかは関係がないのです。

物理学や数学などでは新しい発見をする上で
誰の理論かなんてことはどうでもよくて、
何々の法則とか何とかの定理など済ませる。

そういう言い方で済ませることができて、
そうした法則や定理と整合性があれば良いわけです。

どうしても現実の現象が、
これまでに定着している法則と合わないときは、
これまでの法則や定理が覆されることもあります。
それだけ現実の現象を重視しているわけです。


「知識のみなもとⅡ」で述べたように、自分の知識は
他人から直接間接に教わったことだけではなくて、
自分自身の感覚器官や行動器官で習得したものもあります。

そして、その自分で習得したものの方が
自分の考えの基礎になっているのです。


最近は論文の盗用などで騒がしいですが、
完全なオリジナルはありえません。
最終結論が新しいものであれば良いのではないでしょうか。

過去の賢人の残した知的遺産は
人類共通の財産ということで
誰もが自由に使って良いのではないか思います。

知識のみなもと Ⅱ

自分の知識は「知識のみなもと Ⅰ」で述べた
他人から教わったものだけではないのです。

自分には目や耳や鼻などの感覚器官が備わっています。
生まれてから寝ている時間を除いてズーッと
感覚器官が働いていて、そこから情報を得ています。
その中にある自然や社会の法則も教わります。
そしてそれらの情報をどう感じたかその感情もあります。

美しいと感じたのか、美味しいと感じたのか、
悲しいと感じたのか、楽しいと感じたのか、
憎らしいと感じたのか、涼しいと感じたのか、
それらもすべて知識として蓄積されてきます。

それから自分で作物を作ったり自分で道具をつくったり、
自分から積極的に外界に働きかけて、
失敗したり成功したり達成感を味わったり、
そうしたことからも知識が蓄積されてきます。

そして親から引き継いだ遺伝情報もあります。
ここには自分の好みや価値観が組み込まれています。


他人から教わる知識は、こうした自分自身で得た知識によって、
自分と整合する自分の個性に合った自分に必要なものが選ばれて、
自分の中に取り入れているのです。
例え他人の知識であっても、自分が選択したものなのです。

つまり、他人の知識のうち何を拾いあげるかという
大切な作業を経て、自分のものになるのです。
他人の知識ではあっても、自分自身が拾い上げたものは
自分の判断で選んだものであり、自分のものなんです。

他人の文章を引用するのも、
自分の考えを述べるための一つのステップであって、
そしてそれをどう組み立てて自分の考えをつくるかなのです。

したがって、自分の考えに結びつかない引用は必要がないし、
だから、必ずしも他人の知識を沢山学ぶ必要はないのです。

知識のみなもと Ⅰ

私たち人間は生まれてこの方、
親の教えとか学校の先生の教えとか、
勤め先などの先輩やその他社会の人々の教えとか、

本やテレビやインターネットなど、
いろいろの媒体から自ら知識を得て、
それを土台にして自分の考えを作り上げています。

だから、自分の考えを作るにも
できるだけ多くの人の知識を土台にして、
つまり、どれだけ他の知識を引用しているか、

その引用の多さで
その考えの良し悪しを判断する人があります。


ブログでもそういう考えの人を見受けますが、
自分の考えではなく、他の人の優れた書籍などの
紹介ばかりをしている人がありました。

そこで私は「それであなた自身の考えは
どうなんですか」と質問したところ、
「自分の考えはあるが、それは書かない」というのです。


こういう考えの人は、割といらっしゃるようで、
学校の先生なんかもそういう考えの人があります。
文系の卒業論文なんか、有名な著者の本を原文で読んで、
それを土台にして書くと聞いたことがあります。


しかし実は、この考え方には大きな欠陥があります。
それについては、次の記事で書くことにします。

プロフィール

極楽トンビ

Author:極楽トンビ
カテゴリーは哲学のつもりですが、過去の哲学の知識など持ち合わせていません。
普通の人の考えを大切にしたいのです。
ときどき、音楽でストレスを解消しています。

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