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哲学とは

哲学をする前から「この世界」は存在しており、
哲学するかしないかに関わらず「人生」はあるわけです。
ですから、まずはこの世界を知ることが必要です。
つまり、あるがままのこの世界を知った上で、それをどう解釈するかです。

自然については自然科学が捉えてくれていますが、
人間のことについては、科学はまだまだですね。
私達は毎日、人と関わりながら生きています。
どんなに人間嫌いの人でも、全く人と関わらない生活は考えられないですね。
山奥に住む仙人ででもない限りは人と関わらない生活は不可能です。

他人の心は見えないというのは大変厄介なことで、
なかなか科学の対象になりにくいし、いろいろの懐疑的な議論の原因にもなります。
しかし、こういう「心」を持った人間でも、社会は成り立っているのです。
その成り立ちを支えているのが「信じる」という行為です。

哲学者は「疑う」ことは得意ですが「信じる」ことは苦手です。
できればこんな厄介な「信じる」なんてものには触れたくないのです。
語られた言葉が心を正確に表現しているとは限らないし、
ときには偽りの言葉かも知れないのです。

しかし、人はこの厄介な言葉をとりあえず「信じる」ことで社会を作っています。
そうすることで社会は成り立っているし、世界は動いているのです。
この事実を無視することはできません。


ちょっと前まで哲学と言えば、この世界や人生について体系的に捉えようとする学問でしたが、
今、そういう哲学をしている哲学者はいるのでしょうかね。
いろいろの分野が細分化されて個別化し、かつての科学がそうであったように、
分業化し独立してきているようにも思われます。

この世界や人生について体系的に捉える方法として、
これまでは何か基準になるものを見つけて、そこから演繹的に体系をつくるやり方が主流でした。
例えば唯物論のようなものですが、
これらは説明しきれないもの(例えば「心」)は排除するというやり方でした。

人間が如何に生活しているか、「心」をどのように処理しているかなど
あるがままのこの世界を知った上で、それをどう解釈するかという手続きを踏んでこそ、
真に「この世界」を体系的に捉えられるのではないでしょうか。

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目からウロコの話

先日、娘と話をしていて何の話からか源氏物語の話になり私が「源平合戦の源氏だよ」言ったところ、
娘が「源氏物語と源平合戦は関係ないよ。
時代も違うし源氏物語はラブストーリーのフィクションで合戦の話ではない」というのです。
 
もちろん私も源氏物語はラブストーリーで合戦の話ではないことは知っていましたが、
源平合戦の時代の源氏の話で実話を元に作られたものと思っていました。
というか、もともと歴史に疎く文学の苦手な私には、そもそも源氏物語なんて興味のない対象でしたから、
詳しく知ろうという気もなく「そんなもの」くらいにしか考えてなかったのです。
 
とりあえず、ネットで調べてみることにしましたが、結果は娘の言う通りでした。
調べてみて分かったことですが、私と同じような勘違いをしている人がかなりあるということです。
この結果を娘に報告したところ「死ぬまでに分かってよかったなぁ」と言われました。
とほほ。目からウロコが落ちました。
 
 
人間というのは神様ではないので間違いや勘違いはよくするものです。
他人の間違いには気づいても自分の間違いには気づかないものですね。
聖書の言葉にこういうのがあります。
正確な言葉は分かりませんが、
「自分の目にハリがあるのに、あなたのハリを取らせてくださいなどと言えますか」というものです。
他人の間違いを指摘するより自分の間違いを探すほうが大切と痛感しました。
 

ゆるしておやり

もう数カ月前になりますが、
京都市右京区京北にある道の駅で、北山杉で作った置物を買ってきました。
「ゆるしておやり」と文の入った修行僧?らしき絵の書かれた置き物です。
 

 
時々他人の行為にイライラしたりするので、自分に言い聞かせるつもりで買ったのですが、
他人を許すより、自分を許してもらうことの方が多いです。
 
心のやり場に困ったときは、この置物に詫びることにしているのですが、
こうすると、非常に気持ちが楽なんです。
まあ、悪く言えば何でもそれで許されるという甘い考えになるのですが、
そこは神様ではなく人間ですので、いいのではと思っています。
お叱りを受けそうですね。
 
プロフィール

極楽トンビ

Author:極楽トンビ
カテゴリーは哲学のつもりですが、過去の哲学の知識など持ち合わせていません。
普通の人の考えを大切にしたいのです。
ときどき、音楽でストレスを解消しています。

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