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個人と社会

子供のころは、よく大人の人から「何になりたい」なんて尋ねられたものです。
親からも聞かれるし、学校の先生もそんな質問をしますね。
そして答えるのが男の子なら「野球の選手」とか「電車の運転手」とか、
もう少し年齢が高くなると「医師」とか「消防士」とか答えます。

すべて自分の好きなことか、世間からカッコよく思われるものです。
そしてその好きなことやカッコいいことを自分が直接する仕事ですね。

しかし、世の中にそんなに直接かかわれるカッコいい仕事があるわけではありません。
たいていは会社として、あるいは社会として一つのことをすることが多いです。
つまり、分業することによって効率よく仕事をする仕組みになっているのですね。

直接でなくても間接的にその仕事を助けることも必要です。
そういう助けがあってこそその仕事が成り立っているのですから、
直接であることにそれほどこだわる必要はないようです。


人の個性は、直接かかわる仕事の内容にも一致不一致がありますが、
間接的仕事にも個性の一致不一致があります。
事務の仕事、営業の仕事、運搬の仕事、研究の仕事、その他いろいろ。
こうした分業社会でも、自分の個性に合った職種を選ぶことは可能です。

それから偉人の伝記などで、その偉人の業績が称えられていますが、
その業績の影には多くのそれを助けた人があるものです。
偉人は社会の代表であって、その業績は社会のものです。

個人の名声を得るためではなく、社会として成し遂げるという考え方が必要です。
教育もそういう方向に向かわないと、
個人(個性)と社会のミスマッチを無くすことはできないでしょう。

就活のときにどこを選んでよいか分からないとか、
仕事はお金のためだけ、なんて考え方も少しはなくなるのではないでしょうか

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極楽トンビ

Author:極楽トンビ
カテゴリーは哲学のつもりですが、過去の哲学の知識など持ち合わせていません。
普通の人の考えを大切にしたいのです。
ときどき、音楽でストレスを解消しています。

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